S2Flex2の通信(その2)
前回は、S2Flex2の通信を受ける/bin/gatewayが発行したセッションクッキーはそのまま利用できることがわかりました。
では、ブラウザですでに受け取っているクッキーはS2Flex2が行う通信でも有効なのかを見て生きたいと思います。
前回の終わりに書いたとおり、add.htmlをadd.jspに変えて、このJSPが発行したセッションクッキーが/bin/gatewayに送付できるのかを確認しましょう。(ちなみに、JSPは何も書かなくてもセッションクッキーを発行するので、こんな簡易的な方法でも十分です)
通信の大まかな流れはこんな感じです。
結果はこんな感じです。
小さくて醜いと思うのですが、add.jspのレスポンスでは
Set-Cookie: JSESSIONID=4345ED4A5830E6175E04DFC78EC2C440; Path=/s2flex2-example
のようにJSESSIONIDというクッキーを発行しています。
JSESSIONID=4345ED4A5830E6175E04DFC78EC2C440
と同一のクッキーを送付していることがわかります。
これによって、ブラウザとその中でS2Flex2を利用したFlexのアプリケーションではクッキーを共有できていることがわかりますね。
では、次に気になるのはFirefoxではどうなんだろうということです。
ということで次回はFirefoxで試してみたいと思います。